スペイン2部のエイバルが8月29日、元日本代表MF橋本拳人の獲得を発表した。そして新天地のファンへ向けた橋本の“スペイン語メッセージ”に注目が集まった。
現在31歳の橋本は、FC東京の下部組織から2012年2月にトップチーム昇格して以降、高い守備力と優れた万能性で主にボランチとして活躍。2019年に日本代表に初選出され、国際Aマッチ通算15試合に出場している。
近年は海外に活躍の場を移し、2020年7月にFC東京からロシアのFCロストフへ完全移籍した後、ウクライナへの軍事侵攻の影響で期限付き移籍したヴィッセル神戸を挟み、2022年7月にスペインに渡って2部のウエスカで背番号10を背負い、主力として活躍。契約満了で去就が注目されていた中、同じスペイン2部のエイバルへの加入が決まった。
エイバルは、かつて乾貴士、武藤嘉紀がプレーしたクラブとしても知られる。そして今回、フリー移籍、契約期間1年で契約を交わした橋本は、クラブの公式SNSに登場すると、流暢なスペイン語であいさつ。「近いうちにお会いできることを楽しみにしています」とメッセージを送っている。