今夏にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに加入した元ドイツ代表MFマルコ・ロイスが、現地8月25日に行われたアトランタ・ユナイテッド戦で新天地デビュー即ゴールをマークし、その祝福シーンに注目が集まった。
現在35歳のロイスは、アカデミー時代を過ごしたドルトムントで長くプロのキャリアを続け、高いテクニックと創造性溢れるプレーでサポーターを沸かせながら、クラブ通算429試合出場170ゴール131アシストという偉大な記録を樹立した。元日本代表MF香川真司とのコンビネーションも秀逸だった。
そのロイスが新たな挑戦の舞台としてMLSを選び、今年8月15日にLAギャラクシーとの契約締結が発表された。そして、その10日後のリーグ戦、0-0の後半17分からの途中出場でMLSデビューを果たすと、同31分に先制ゴールをアシストする。さらに同39分、今度は右サイドからのクロスに右足ダイレクトシュート。一度はGKに防がれたが、そのこぼれ球を落ち着いて右足インサイドでゴールに流し込み、MLS初ゴールをマークした。
そして注目されたのが、その祝福シーンだった。次々とチームメイトが駆け寄る中、元日本代表のDF山根視来の姿もあり、チームキャプテンを務めるDF吉田麻也とは言葉を交わし、吉田、ロイスともに笑顔を浮かべた。