「人柄が素晴らしすぎる」「感動した!」J1で6戦6ゴールの怪物FWが試合中に見せた「優しすぎる行動」が感動を呼ぶ! 相手選手を気遣った、タオルを使っての一生懸命な姿の画像
京都サンガF.C.のサポーター 撮影:中地拓也

 現在、J1リーグでメキメキと頭角を現している怪物FWがいる。その優しすぎる行動が、多くのファン・サポーターの心を掴んでいる。

 8月24日、J1リーグ第28節として京都サンガF.C.がFC東京をサンガスタジアムに迎えて対戦した。試合前の時点で16位の京都は、その前の節でセレッソ大阪相手に大量得点を奪って勝利した勢いをこの一戦にも持ち込む。

 開始2分でFWラファエル・エリアスが先制点を奪うと、さらに2得点を奪って3-0で勝利したのだ。その試合中に、エリアスの姿が注目を浴びた。それは、後半10分過ぎの場面だ。

 このとき、京都MF米本拓司が東京FW安斎颯馬にファールしてしまう。それによって安斎が倒れ込み、立てなくなってしまった。近くに寄って行ったエリアスも最初は主審に何かを話しかけていたが、立てない安斎を見て、ある行動に出る。

 タオルを手にすると、安斎に向かって一生懸命に風を送ったのだ。この試合の気温は27.8度、湿度は82%と蒸し暑かった。痛みが和らぐように、少しでも暑さから守るように、タオルを振った。

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