イングランド・チャンピオンシップのクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)が、新加入したサッカーU-23日本代表FW斉藤光毅の様子をSNSで公開した。サッカーの母国挑戦が決まった喜びが感じられる斉藤の様子に、日本のファンも胸を熱くしている。
サッカーの母国に、またひとりサムライが挑戦する。イングランドの実質2部リーグにあたるチャンピオンシップを戦うQPRが、U-23日本代表の背番号10を託されてパリオリンピックを戦った斉藤の期限付き移籍での加入を発表したのだ。
ジュニアユースから育った横浜FCで高校在学中にプロ契約を結んだ斉藤は、2021年にベルギー2部のロンメルへと完全移籍した。2022-23シーズンからはオランダ1部のスパルタ・ロッテルダムへと期限付き移籍。2シーズンにわたってロンメル所属時以上の活躍を見せると、ついに今夏イングランドから声がかかった。
QPRは2015-16以降、チャンピオンシップで戦い続けているが、かつてはプレミアリーグを戦い、元イングランド代表のショーン・ライト=フィリップスやピーター・クラウチらもプレーした、1882年設立という歴史あるクラブだ。チャンピオンシップは実質2部リーグではあるが、世界最高峰のプレミアリーグ昇格を狙うクラブがひしめき、ハイレベルな戦いが繰り広げられることで知られている。
そのイングランド上陸に、斉藤も喜びを隠し切れない様子だ。加入が決まった現地時間8月13日、QPRは斉藤の写真や動画をSNSにアップ。同じ日に加入が発表されたカラモコ・デンベレが自己紹介する後ろで、斉藤は満面の笑みを浮かべ続けて自撮り動画に一緒に収まっている。