夏をさらに熱くしたパリ五輪もついに終わったが、その舞台からJリーグに帰ってきた期待の大型DFが、Jリーグのピッチで注目を集めている。
準々決勝で対戦したスペイン代表に敗戦して、金メダルへという夢を果たせずに解散していた大岩ジャパン。予選グループでは3戦全勝、しかも、無失点という好成績で終えていただけに期待も高まっていたが、その失点ゼロに大きく貢献していた一人が高井幸大だ。
高井は、2004年生まれで現在19歳。川崎フロンターレの下部組織出身で、高校2年生だった2022年にトップチームに昇格した逸材だ。身長192cmの高さを生かした制空権に加えて、足元にも優れており、ビルドアップでもチームに貢献できる。パリ五輪では3試合に先発・フル出場していた。
その高井が、帰国後の8月11日のJ1リーグ第26節で先発。FC東京と対戦した一戦で、無失点に貢献した。ディエゴ・オリヴェイラという強力FWと対峙したが、随所に好プレーを披露していた。