■藤尾翔太が細谷に次ぐ時間

 その細谷とセンターFWを争う立場にありつつも、さまざまなポジションでプレーできる藤尾翔太の、強化過程においての出場時間は1237分(25試合/先発13、途中出場12)。パリ五輪では4試合に出場して185分間ピッチに立った。初戦・パラグアイ代表戦では後半28分からの途中出場だったものの、2得点を奪取。チームに勢いを与える追加点をもたらした。

 パリ五輪・3試合で先発出場した斉藤光毅の、強化過程においての出場時間は896分(16試合/先発15、途中出場1)。チーム事情で呼ばれなかった時期もあったと思われたものの、その滞在能力を高く評価されてフランスの地では背番号10を背負った。

 斉藤と同じく初戦で先発出場した平河悠は、その重要な一戦で相手選手の退場を誘発するプレーを見せたものの、その負傷の影響で出場は1試合のみ。時間も、35分間のみにとどまった。それでも準々決勝を前にボールを触って練習に合流するなど、勝ち上がればさらに力になっていた可能性もある。その平河の強化過程における出場時間は723分(13試合/先発7、途中出場6)だった。

 パリ五輪で4試合に出場した佐藤恵允の強化過程における出場時間は1393分(28試合/先発13、途中出場15)である。強化過程における得点数は8。細谷に次ぐゴールを記録していた。

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