■200分超えは9選手
そのほか、関根大輝、木村誠二、高井幸大、大畑歩夢、三戸舜介も200分超え。先述した4人と合わせて、合計9選手が200分以上の出場時間となった。時点は斉藤光毅の197分、189分の佐藤恵允、西尾隆矢、185分の藤尾翔太、175分の山田楓喜と続く。
ちなみに、上位4選手は大岩ジャパンの発足以降でも、長く出場時間を与えられてきた選手だ。GKではA代表でも出場時間を重ねている鈴木彩艶の召集の可能性もあった中で、大岩ジャパンで最もゴールを守ったのは小久保。パリ五輪より前の時点での出場時間は、鈴木彩艶より120分長い1200分。出場試合数でも、鈴木彩艶の12を上回って13としている(数字はいずれもドバイカップ以降の公になっている試合のみ)。
なお、GKで小久保、鈴木彩艶に次ぐのが藤田和輝で6試合・540分。以下、4試合・360分の佐々木雅士、3試合270分の野澤大志ブランドン、1試合90分の小畑裕馬となっている。
鈴木彩艶はA代表に召集されていたという事情はあるにせよ、まず、GKというポジションでは、強化過程で最も長い時間このチームを支えてきた小久保が、本大会でも順当に守ったといえそうだ。
(つづく)