【パリ五輪・サッカー日本代表の強化と結果を振り返る「数字」(1)】パリ五輪4試合で出場した選手と強化過程の相関関係は――200分超え出場は9選手の画像
パリ五輪・準々決勝でのU-23サッカー日本代表の先発メンバー 写真:日本雑誌協会代表撮影/中地拓也
■【画像】パリ五輪4試合でのサッカー日本代表の出場時間ランキング■

 7月から8月にかけて、フランスを舞台にして戦った大岩ジャパンのパリ五輪。予選グループ3試合を全勝で終え、準々決勝でスペインに敗れて大会を去ることとなった。その4試合と、強化過程でどのような関係が見られたか。数字で振り返る。

 今大会は、18人のメンバーとバックアップメンバー4人の合計22人の中から試合のたびに先発11人と控えメンバー7人の合計18人を選ぶルールとなった。試合のたびに18人は自由に入れ替えてよく、22人一丸となって戦うことができた。

 そのため、初戦・パラグアイ戦と第2戦・マリ戦で2連勝を飾ると、第3戦のイスラエル戦ではターンオーバーを敢行。第2戦から先発メンバー6人を入れ替えている。

 そんな今大会で、最も出場時間が長かったのが小久保玲央ブライアン。“国防ブライアン”の異名を取った守護神は、4試合すべてでゴールマウスを守った。その時間は360分。唯一のフル出場だ。

 フィールドプレイヤーで最も長く出場したのは、山本理仁。4試合すべてに先発して290分を数えた。2番目に長かったのは、藤田譲瑠チマ細谷真大。2人は同じく281分で、出場するタイミングも一緒。第1戦、第2戦、準々決勝で先発フル出場して、第3戦では後半34分からそろって途中出場している。

PHOTO GALLERY ■【画像】パリ五輪4試合でのサッカー日本代表の出場時間ランキング■
  1. 1
  2. 2