「スパイクが脱げてもそんなの関係ねぇシュート」J1横浜FMの20歳MFの“裸足”ゲームメイク&ミドルシュートにどよめき!「脱げても打つ!」「決まってほしかった!」の声の画像
横浜F・マリノスで将来が嘱望されている20歳MF山根陸 撮影:中地拓也

 8月3日に「Jリーグインターナショナルシリーズ」として国立競技場で行われた横浜F・マリノス対ニューカッスルの一戦で、得点シーン以外で大きく盛り上がったシーンがあった。

 0-0で迎えた前半19分だった。観客の視線を集めたのは、横浜FMのダブルボランチの一角としてスタメン出場した20歳の山根陸だ。小学生時代からのクラブ生え抜きのプレーメーカーは、直前のプレーで右足のスパイクが脱げるハプニングに見舞われると、スパイクを拾い上げた。通常ならばレフェリーが試合を止め、スパイクを履く時間を与えられることなるが、インプレー中たったために試合は続行。山根はスパイクを右手に持ったままプレーを続けることになった。

 その山根の元に、次々とボールがやってくる。すると山根はソックス姿のまま臆することなくプレー。味方に好パスを送ると、さらに波状攻撃の中でペナルティーエリア外から裸足のままでミドルシュートを放った。シュートは惜しくも相手DFの体に当たって跳ね返されたが、その“裸足シュート”に場内からは大きなどよめきが起こった。

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