「カッケーな」「面構えが違う」土居聖真の故郷クラブへの決意の移籍からのデビュー即ゴールシーンに反響!「らしいゴール」「鹿島時代によく見てたヤツや」の声の画像
鹿島アントラーズ時代の土居聖真 撮影:中地拓也

 今夏、J1鹿島アントラーズからJ2モンテディオ山形に電撃移籍したMF土居聖真の新天地デビューからの即ゴールに称賛の声が寄せられた。

 現在32歳の土居は、中学で鹿島のジュニアユースに加入してから約20年を過ごしたワンクラブマンだった。その中で2015年からは鹿島伝統の背番号「8」を背負い、2016年にはリーグ戦と天皇杯の2冠、2018年にはクラブ史上初のAFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献。2022年からは2年間、主将も務めた。

 その土居は今季、24試合中11試合(スタメン3試合)に出場していたが、チーム内の序列が下がったこともあって「第二のサッカー人生」への挑戦を決意。小学校卒業まで育った故郷のクラブである山形への移籍が、7月25日に発表された。

 そして迎えた 8月3日、J2リーグ第25節のアウェイ・ファジアーノ岡山戦。土居は背番号「88」のユニフォームで、4-2-1-3のトップ下の位置で加入即スタメン出場する。そして0-1の後半12分、右サイドを突破したFWイサカ・ゼインの鋭いグラウンダーのクロスに対し、ゴール前中央にタイミング良く、積極果敢に飛び込み、滑り込みながら右足ワンタッチで合わせてゴールネットを揺らして見せたのだ。

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