現地時間の8月3日、なでしこジャパンがパリ五輪の女子サッカー準々決勝でアメリカと対戦。延長戦までもつれ込んだ末に、敗れた。
過去の戦績で圧倒的に負け越しているアメリカを、土壇場まで追い込んだ。前半こそ相手に圧倒されたものの、徐々にリズムを作り出してくなでしこ。スコアレスのまま、後半を終えて延長戦へともつれ込む。
チャンスは幾度も作ったものの、ゴールネットを揺らしたのはアメリカ。延長前半17分にトリニティ・ロッドマンにスーパーゴールを許して、そのまま試合を終了させることとなった。最後の最後までゴールを狙ったうえでの、敗退だった。
得点までもう少しだった。ただ、その“少しの差”が遠かった。試合後に複数の選手が悔し涙を流した。この敗戦を糧に、なでしこジャパンが新たな道を歩む。