■迫力あるウエーブ
この試合の前には、スタジアムDJの呼びかけでウエーブも行われた。ウエーブとは、場内を時計回りのように観客席で観客が立ち上がって盛り上げるもの。この日のスタジアムの観客数は上々で、大きなウエーブとなった。
そして、青いゴミ袋が大量動員されたエリアの迫力はさらに大きなものに。大岩ジャパンがホームの雰囲気で戦えるようにしてみせた。
そんなサポートもあって、試合は日本代表が1-0で勝利。後半アディショナルタイムまでスコアレスだったが、細谷真大が途中出場で劇的なゴールを決めて勝利をもたらした。次戦の対戦相手はスペイン。舞台も、移動に5時間程度かかるリヨンへと移る。新たな街でも青いゴミ袋作戦を実行して、メダルへと駆け上がることができるか。ピッチの上にも、観客席のも注目だ。