負傷離脱・清水梨紗のために長谷川唯が試合後のピッチで観客席に「盟友のユニフォーム」掲げる……試合中はベンチにかけ、離れていても共闘姿勢見せるの画像
パリ五輪 なでしこジャパンーブラジル代表での長谷川唯 写真:雑誌協会代表撮影/中地拓也
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 現地時間の7月28日、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)がパリ五輪の第2戦目として、
ブラジル代表と対戦。2-1で逆転勝ちした。

 この試合を前に、なでしこジャパンには暗雲が立ち込めていた。現地時間の7月25日に行われた初戦・スペイン戦で、1-2と敗戦。先制はしたものの、ボールを支配されながら時間を過ごす苦しい時間が続いた。

 さらに、不動の右SBである清水梨紗が負傷交代。後半、自らピッチに倒れ込んで交代をしてそのまま担架で運ばれたのだ。

 そして27日、日本サッカー協会は清水の途中離脱を発表。この右SBは協会を通じて、「大会が始まったばかりのタイミングでチームを離れるのは残念で、すごく悔しいですが、まだオリンピックは続くので、気持ちは一緒に戦い続けたいと思います」と無念の気持ちを表していた。

 そんな清水への思いを表現したのが盟友の長谷川唯だ。逆転勝利した喜びであふれるピッチの上で、長谷川は清水のユニフォームを持ち歩き、そして、観客席に向けて掲げたのだ。

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