「キャプテンとして」よりも「一選手として行動」藤田譲瑠チマが語る五輪の仲間「敵チームにいたらイヤな選手」、斉藤光毅や三戸舜介との相性【独占インタビュー2】の画像
開催国フランスとの最後の強化試合に臨む日本。10番が斉藤光毅、14番が三戸舜介。撮影/渡辺航滋(Sony α-1)

 サッカー日本代表のパリ五輪挑戦がいよいよスタートする。そこでU―23代表でキャプテンを務める藤田譲瑠チマ(22)にインタビューを敢行。
 第2回は、パリ五輪の切符を手に入れ、自身も大会MVPに輝いたU23アジアカップを振り返りつつ、パリ五輪で一緒に戦う代表チームの仲間たちについて語ってもらった!

「すごい気持ちよかったです」

――続いて、日本にパリ五輪出場権とアジア制覇のトロフィーをもたらしたU23アジアカップ カタール2024について振り返らせてください。

 藤田選手はMVPに輝きましたが、一番、記憶に残っている試合やプレーはありますか?

藤田 優勝したときはすごい気持ちよかったですし、今まで積み上げたものが1回、報われた感じがしましたね。優勝したときは、チームとしても、すごいうれしかった場面だったと思います。

――そうですよね。では、その栄冠を勝ち取った仲間たちについて、聞かせてください。もし、自分がデュエル(1対1)をして、ボールを奪わなければならない、もしくは守備の際にマークにつくとしたら「面倒だな、やっかいだな」と思う選手はいますか?

藤田 敵だったらイヤなのは、細谷真大ですね。

――過去に、「もし藤田選手が、所属するシント=トロイデンのスポーツディレクターだったら、U-23日本代表の選手のうちで、チームに誰を連れて来るか?」という質問に対し、「細谷真大かな」と回答されていました。敵にすると、やっかいということは、信頼が高いということですよね?

藤田 そうですね。彼は点を取れるいい選手だと思うので、相手チームにいたらイヤだなと思います。

――パリ五輪出場権を獲得したイラク戦のときの1点目、藤田選手の絶妙なフィードを受けての反転シュートも素晴らしかったですもんね。

藤田 そうですね。

――6月に行われたアメリカ遠征、親善試合から参加して、最終メンバー18人に選ばれた斉藤光毅選手や三戸舜介選手との相性はいかがでしたか?

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