現地7月14日に行われたユーロ2024決勝の舞台で、Jリーグの歴史を創った“師弟コンビ”が再会し、ツーショットが撮影された。
その師弟コンビとは現在、セルビア代表監督を務める“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチ氏と、国際サッカー連盟(FIFA)の国際サッカー発展部門の責任者などを務めるアーセン・ベンゲル氏だ。
ストイコビッチ氏は現在59歳。世界的スター選手として活躍し、1994年6月にフランス1部マルセイユから名古屋グランパスへ移籍して計8シーズンに渡ってプレー。2008年から13年には名古屋の監督を務め、2010年にJ1リーグ制覇を達成した。その後、中国の広州富力を経て、2021年2月から母国の代表チームを指揮している。
一方のベンゲル氏は現在74歳。ASモナコの監督から1995年に名古屋の監督に就任すると、ピクシーを擁しながら下位に低迷していたチームを立て直して優勝争いを繰り広げ、クラブ初タイトルとなる天皇杯優勝へと導いた。その後、プレミアリーグのアーセナルで長期政権を築いて世界的名将となった。
1995、96年に名古屋で監督と選手の間柄で共闘した、この“世界的な2人”が、ユーロ決勝が行われたドイツの首都ベルリンのオリンピアシュタディオンで再会した。多くのレジェンド、サッカー関係者たちが足を運んだ中、ストイコビッチ氏もスタジアムを訪れた。そして多くの人物と会談した中で、前リバプール監督のユルゲン・クロップ氏に続いて、ベンゲル氏との肩組みツーショットを撮影した。