現地時間の7月22日、パリ五輪のサッカー男子日本代表はフランス・ボルドー市内で練習を行った。同地で3日目のメニューは冒頭のみ報道陣に公開された。
1次リーグD組初戦のパラグアイ戦まで準備期間が残り2日となったこの日、大岩ジャパンは公開部分を制限してトレーニングに挑んだ。ボルドー市内での初日、2日目はすべて公開したものの、3日目となったこの日に報道陣が見ることができたのは最初の15分間のみ。対戦相手を意識して戦術的な動きはシャットアウトした。
グループステージは3試合の結果で決まる。その初戦は、キャプテン・藤田譲瑠チマも「大事な一戦」と意気込むもの。初戦の結果が予選突破を大きく左右するだけに、入念な落とし込みと確認が行われたとみられる。
この日、ついにバックアップメンバー4人全員がそろった。18人のメンバーに加え、4人のバックアップメンバーも含め試合ごとに入れ替えが可能になったための合流で、すでにチームに加わっていた山田楓喜(東京ヴェルディ)に加えてDF鈴木海音(ジュビロ磐田)、GK佐々木雅士(柏レイソル)、MF植中朝日(横浜F・マリノス)の姿も。それぞれ軽快な動きを見せた。