イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスが、サッカー日本代表MF鎌田大地とオリバー・グラスナー監督の再会シーンを動画で公開した。2人の思いが伝わる様子に、日本のファンからも感動の声が上がっている。
鎌田がプレミアリーグへと到達した。2017年にドイツに渡って以降、計4か国目となる挑戦がスタートする。
これまでの実績はもちろん、人の縁も世界最高峰リーグ入りへの後押しとなったことだろう。フランクフルトでは国内カップ戦を制しているが、2021-22シーズンにはさらに大きなヨーロッパリーグ優勝を果たしている。そのタイトル制覇をともに成し遂げたのが、グラスナー監督だったのだ。
鎌田とグラスナー監督は、ともに2022-23シーズンを最後にフランクフルトを離れている。鎌田はセリエAのラツィオへ加わり、グラスナー監督は半年ほどの充電期間を置いて、今年2月にクリスタル・パレス監督に就任した。今回の移籍にあたり、恩師の存在も頭にあったことを、鎌田自身も認めている。
その2人の再会の様子を、クリスタル・パレスがSNSで伝えた。ともにクリスタル・パレスのジャージーに身を包んだ師弟コンビは、笑顔で握手を交わし、軽くハグ。鎌田はグラスナー監督に「去年はたくさん練習しました」と、英語で自ら近況も伝えている。