■ドイツはスペインとの「大一番」を迎える
中断がなかったら、どんな流れになっていたかはわからない。
今大会、ドルトムントで大雨にあったのは2度目だが、試合の中断は初めてだった。
2006年のドイツワールドカップ前年のコンフェデレーションズカップで、フランクフルトの屋根から大量の雨水が滝のように落ちてきたシーンを思い浮かべてしまった。
カイ・ハフェルツはペナルティを決めて先制し、ジャマル・ムシアラは柔軟でスピーディな動きを見せて2点目を挙げた。
デンマークのキャプテンで、スーパーセーブを繰り返していたGKのカスパー・シュマイケルは、無念の表情を浮かべていた。
次の試合、ドイツはスペインとの大一番になってしまったが、開催国がここでどんな試合をするか注目だ。