J2の大分トリニータが、クラブ設立30周年を記念するシャツを発表した。人気漫画とのコラボに、歓喜の声が一瞬で広がった。
大分は今年、クラブ設立30周年を迎える。8月11日のJ2第26節ロアッソ熊本とのホームゲームでは、30周年の記念シャツを来場者にプレゼントする。
これは、節目の年である今季、地元をさらに盛り上げることを狙った「亀祭」の一環だ。来場した先着2万人に、漫画やアニメで大ヒットした『進撃の巨人』とコラボしたシャツをプレゼントする。
同作の作者である諌山創さんは、大分県の出身。その地元の英雄である漫画家とタッグを組んで、唯一無二のシャツを完成させた。
チームカラーの青と黄をベースに、前面には巨人化した主人公のエレンをデザイン。これは「これから先の未来にむけてクラブ・チームが勇猛果敢に進撃していく様子」であるという。背面には、エレンとともにミカサとアルミンを登場させているが、これはクラブ名の基にもなっているコンセプト「三位一体」を表している。
このシャツを来場者にプレゼントするだけでも太っ腹だが、さらに心憎いのが販売用のシャツも用意していることだ。色合いもデザインも変え、当日来場できない人々もオンラインで購入できるという。
こちらのベースカラーである黒は、クラブ創設以来の揺るぎない意志を表しているという。前面にはエレンとともに圧倒的な強さを誇るリヴァイをデザインし、「攻撃」というテーマを打ち出した。打って変わって背面は「守備」。街を守ろうと立ちはだかる、巨人化したエレンの背中が描かれている。