6月26日、Jリーグのピッチで驚きの美技が披露された。その映像が公開され、大きな話題となっている。
この日、各地でJ1リーグ第20節が開催された中で、注目の美技が生まれたのは浦和レッズと名古屋グランパスとの一戦だ。豊田スタジアムで行われたこの試合で浦和は4-3-3のシステムで挑み、そのウイングとしてプレーしたのがオラ・ソルバッケンだ。
最初は右を定位置としていたが、前半途中で左に移動。そしてその23分に、ソルバッケンが見せる。左サイドの高い位置でボールを持つと、相手DFと対峙する。ソルバッケンは、左アウトサイドで押し出すようにして、相手選手の股を抜く。
そのまま縦に行こうとするが、相手選手も追いついてくる。そこでソルバッケンは一度止まって細かいステップを披露すると、そのまま2度目の股抜きを敢行。相手選手は倒れ込むしかなく、左サイドを一人我が物とする――。
この場面は得点にはつながらなかったものの、ソルバッケンの技術の高さを示すのに十分なプレーだった。