Jリーグの指揮を執る監督が、公式戦で驚きのテクニックを見せた。その映像が大きな話題となっている。
6月22日、J1リーグ第19節が各地で行われた。その一つが、駅前不動産スタジアムで行われたサガン鳥栖と京都サンガF.C.の試合だ。この試合の開始時点で、両チームは共に勝点14で並んでいた。順位はサガン鳥栖が1つ上の18位で、ともに降格圏内。この試合は6ポイントゲームとして熱の入るものとなった。
その試合がスコアレスで推移した前半39分過ぎ、鳥栖を率いる川井健太監督が驚きの技術を見せた。ベンチ前のタッチライン際に立っていた川井監督の元へと、試合中のボールが飛んでくる。指揮官は、数歩、後ろに下がると、そのボールを左足でキックする。
ボールはタッチラインをわずかに超えてピッチの中に入るが、川井監督はバックスピンをかけていたため、ボールはちょうどスローインを投げる位置まで戻ってくる。そして、そのボールを鳥栖の選手が回収して試合は再開するのだ。