J2ジェフユナイテッド千葉が発表した今夏限定の“チバニアン”ユニフォームが話題を集めている。
今年の限定モデルは、2020年に国際地質科学連合より地質年代境界の国際基準地(GSSP)とし千葉県市原市の地層が認められたことに敬意を示すデザイン。約46億年前から117の区分に分けられる地球の地質年代中で、約77万4千年前〜12万9千年前の時代が「チバニアン」と名付けられた。日本の地名が地質年代の名称に採用されたのは初めて。GSSPは地球上に81か所しか存在せず、日本国内では唯一、市原市だけという。
そして、このGSSP認定ポイントには「ゴールデンスパイク」と呼ばれる金色の鋲を打ち込むことが国際的な慣例となっており、今年の夏限定ユニフォームはズバリ、「ゴールデンスパイクユニフォーム」となった。フィールド用はそのゴールデンスパイクを、GK用は地層を守るシルバーに輝くステンレス製のプレートをモチーフにデザインされ、ともに襟付きで、スポンサーロゴも同系色でまとめられたシックな仕上がりとなった。
クラブは「このユニフォームを着用することで、“私たちのホームタウンは世界に誇る魅力がある”ということを再認識するとともに、今後もクラブがホームタウンとともに歩み成長していくという決意を表明します」とし、「記念すべきユニフォームを身に纏い新たな千葉の時代 を共に刻もう!」と呼びかけている。