6月19日、ACLの影響で延期されていたJ1リーグの1試合が行われた。その試合で決まったゴールの一つが驚きのものだった。
横浜F・マリノスがサンフレッチェ広島を招いて行われた水曜日開催のこのゲーム。開始2分で広島が先制すると、同27分に横浜F・マリノスがヤン・マテウスのゴールで追いつく、互いに意地を見せる得点となった。
そして1-1で迎えた後半32分、広島のエースFW大橋祐紀が驚きのゴールを見せる。その場面、広島から見て横浜陣内の右サイドからのスローインを大橋がカットする。中央に入れたボールを右足で奪取したもので、大橋はそのまま前進。
ペナルティエリア手前では四方を相手選手4人に囲まれる状況となるが、果敢にドリブルで仕掛ける。そして包囲網を自ら切り裂いてペナルティエリアに侵入すると、前方を塞ごうとした相手選手を完全に抜き去り、右足を振り抜く。ニアをぶち抜いたシュートは相手GKも防ぐことができず、圧巻のゴールを決めたのだった。