6月11日、2026年北中米ワールドカップのアジア2次予選最終節が行われ、日本代表は5―0でシリア代表に完勝。トドメを刺した南野拓実のコントロールショットに称賛の声が寄せられた。
前半13分の上田 綺世のヘディング弾に始まり、同19分に堂安律の左足弾、同22分のオウンゴールで前半を3−0で折り返した森保ジャパンは、システムを3−4−2−1から4−4−2に変更した後半、一時停滞した時間帯がありながらも、後半29分に相馬 勇紀が自ら倒されて得たPKを沈めて4点目を奪った。そして迎えた後半40分、背番号8の南野がエディオンピースウイング広島でのゴールラッシュを締め括った。
前線左サイドで奪われたボールを、シリアが味方に繋ごうとしたところでDF伊藤洋輝が素早いプレスからインターセプトし、そのこぼれ球に素早く反応した南野が、ボールを掻っ攫う形でドリブル開始。左45度の位置からペナルティーエリアのラインの手前をに中央に持ち運ぶと、相手CBが寄せてくる直前に鋭く右足一閃。完璧にコントロールされた低弾道の鋭いシュートを、ゴール右のサイドネットに突き刺した。