■「気になる」選手たちの疲労と故障
だが、一方では長いシーズンを終えたばかりの選手たちは疲労を蓄積した状態であり、また、故障を抱えている選手も多い。
最近は日本人選手の多くも各国リーグで優勝争いに絡むチームでプレーするようになり、またチャンピオンズリーグなどヨーロッパのカップ戦に出場する選手も多く、それだけ試合数も増えるし、試合の強度も高くなった。
しかも、2023-24シーズンには、1月から2月にかけてアジアカップがあり、そこでの疲労も重なっている(アジアカップで敗退した後、クラブに戻った選手たちは故障が発生したケースも多かった)。
最終のシリア戦では、基本的にはミャンマー戦で出場しなかった(あるいは、出場時間が短かった)選手が起用されるだろう。新しい顔ぶれで再び3バックに挑戦するのか、それとも従来通りの4-2-3-1もしくは4-1-4-1をブラッシュアップするのか、いずれにしてもなるべく多くの選手に異なったポジションでプレーさせて最終予選の戦いにつなげていきたいところだ。