■北嶋秀朗、二川孝広の監督対決も…

 新宿区をホームタウンとするクリアソン新宿は、2005年に創立され、2018年に現チーム名に変更し、2022年にJFLに昇格。2024年に初めてJ3ライセンスが交付された。そしてこの日、J3の入会要件を満たしているチーム同士、そして新宿の北嶋秀朗監督と枚方の二川孝広監督の対決にも注目が集まった一戦は、4-1で枚方が勝利した。リーグ戦11試合を終えて、枚方は勝点22の2位、新宿は勝点9の暫定14位となっている。

 試合には敗れた新宿だが、3年連続3度目の国立開催で、2022年10月9日の鈴鹿ポイントゲッターズ戦で“カズ効果”もあって記録したJFL最多の1万6218人を、平日ナイター開催ながら更新した。「新宿の日」と題して様々なイベントを実施した中で、「初のサッカー生観戦」という徳井も含めて、多くのファンが来場してこれまでにない盛り上がりを見せた。この体験は、必ず“次”へと繋がるはずだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3