6月14日、日本サッカー協会はパリ五輪に臨む「なでしこジャパン」のメンバー18人を発表した。さらに、バックアップメンバー4人も併せて発表されている。
現地時間の7月25日にパリ五輪の初戦を迎えるなでしこジャパン。まずスペイン女子代表と戦い、第2戦を現地時間28日にブラジル女子代表と、同31日にナイジェリア女子代表との試合を予定している。
まずはグループステージ突破を目指すが、試合間隔は中2日。現時点で、五輪のメンバーは18人とされており、厳しいスケジュールの中で勝利を重ねていくことが求められる。
ここまで主将としてチームをけん引してきた主将の熊谷紗希(ローマ)のほか、マンチェスター・シティに所属する長谷川唯、ウェストハムに所属する清水梨紗、10番を背負うことが期待される長野風花(リヴァプール)らを順当に選出。
また、昨年開催されたFIFA女子ワールドカップ(オーストラリア・ニュージーランド大会)で得点王に輝いた宮沢ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)やWEリーグでMVPに輝いた清家貴子も名を連ねた。
一方で、負傷によって離脱している猶本光(三菱重工浦和)と遠藤純(エンゼル・シティFC)がメンバー外になった。
直近のスペイン遠征(5月31日、6月3日)では22人が選ばれており、GK3人とフィールドプレイヤー19人という構成だったが、人数を絞らなければいけない五輪ではGK2人、フィールドプレイヤー16人という構成になっている。