「抗議する」長崎の下平隆宏監督への説明

 ジャッジに抗議する長崎の下平隆宏監督のもとに、榎本主審が事情を説明に行く。このときに、榎本主審はフォース・オフィシャル(第4の審判員)と話し合いをしている。この間で6分が費やされた。
 ピッチに戻ってきた主審は、自らの判定を覆してペナルティスポットを指差し、長崎にペナルティキック(以後、PK)を宣言した。
 102分にPKをフアンマ・デルガドが決めて、長崎が勝利を手に入れた。非常に後味の悪い試合になってしまった。
 先に述べた決勝点が生まれた場面を振り返って、主審の行為の問題点を述べてみよう。

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