6月1日、J1リーグ第17節が行われ、浦和レッズ対ヴィッセル神戸の一戦は1-1の引き分けに終わった。そこで生まれた“ソルバッケンからの中島翔哉”のゴールにファンが酔いしれた。
埼玉スタジアムに4万5976人が詰めかけた注目の一戦。試合は序盤からペースを掴んだ神戸が、前半15分に井出遥也のゴールで先制点を奪う。試合はそのまま後半を迎えると、浦和にとって待望となる同点ゴールが後半16分に生まれた。
自陣の低い位置でボールを奪うと、後半開始からピッチに立ったサミュエル・グスタフソンの縦パスからカウンターを発動。そこから今季2試合目のスタメン出場となったオラ・ソルバッケンのいる右サイドまでボールが渡った。
セリエAのASローマからの期限付き移籍で加入したノルウェー代表の大型アタッカーは、ボールを持つと中央へカットイン。そして、中央でフリーになっていた中島翔哉へ鋭いパスを送る。
この斜めのパスを、この試合で後半開始からの途中出場となった元日本代表MFは、完璧なファーストタッチで相手を剥がす。そこから右足インフロントでカーブをかけながらのコンロトールショットを繰り出し、今季初となるゴールを、見事な軌道で右隅に突き刺した。