5月25日に札幌ドームで行われたJ1リーグ第16節の北海道コンサドーレ札幌対鹿島アントラーズ戦で、鹿島の元日本代表MF柴崎岳が待望の今季リーグ戦初出場を果たした。その個人ハイライト動画が公開され、その華のあるプレーぶりに改めて感嘆の声が寄せられた。
日本が誇る希代のゲームメーカーである柴崎は、7シーズンに渡るスペインでの生活を経て昨年9月に古巣・鹿島に復帰した。復帰半年間では公式戦出場4試合のみに終わると、迎えた新シーズンでは背番号10を背負い、チームキャプテンと選手会長を兼任するという“大黒柱”の活躍が期待されたが、開幕前キャンプでの怪我の影響で欠場が続いた。
ようやく5月22日のルヴァンカップ・FC町田ゼルビア戦で後半19分から出場して今季公式戦初出場を果たすと、同25日の札幌戦ではチームが3-0での快勝を収めた中で後半25分からピッチに立ち、持ち前のパスワークを武器に随所で存在感を見せた。
そして、その“さすがのプレーぶり”をDAZN日本語版公式エックス(旧ツイッター)が「帰ってきた"No.10"」と題してハイライト動画として公開。ピッチインから、安西幸輝への絶品のスルーパスに中盤での激しいボール奪取、前線への飛び出しからチャヴリッチへのラストパスのシーンを取り上げ、6月1日の横浜F・マリノス戦へ盛り上げている。