テニス界のスーパースター、ノバク・ジョコビッチを前にした、プロのサッカー選手とは思えない“ウキウキぶり”と“キラキラの笑顔”が話題を集めた。
笑顔の主は、スイス1部スーパーリーグのセルヴェットFCに所属するDF常本佳吾だ。1998年10月21日生まれ、神奈川県出身の25歳は、横浜F・マリノスのアカデミーで育った後、明治大学から2021年に鹿島アントラーズに入団。プロ1年目から右サイドバックのレギュラーに定着して評価を高めると、2023年夏にセルヴェットへ完全移籍で加入した。
自身初の海外挑戦となった常本は、新天地でも故障離脱した期間を除いて、不動の右サイドバックとして活躍し、チームが勝点61(17勝10分け10敗)の3位でフィニッシュした中で、リーグ戦29試合(スタメン28試合)に出場して3アシストを記録。ヨーロッパリーグや欧州チャンピオンズリーグの予選にも出場するなど、充実のシーズンを過ごした。
そのシーズン最終戦となった5月21日、ホームでのヤングボーイズ戦の試合後だった。現在スイスで開催中の男子テニスの公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」に参戦している男子テニスプレイヤーのジョコビッチがスタジアムに観戦に訪れており、そのテニス界のスーパースターと通路とすれ違ったのだ。
すると常本は、その“絶好のチャンス”を逃すことなく、見事にツーショット撮影に成功。身長188cmを誇るテニス界のスーパースターの横で、満面の笑みを浮かべながらスマートフォンの写真に収まった。