5月26日、J2リーグの上位対決が行われた。その試合で、18歳の若武者が鮮やかなゴールを決めて見せた。
3位・ベガルタ仙台と6位・ファジアーノ岡山が対戦したJ2第17節。舞台は1万1807人が駆け付けたユアテックスタジアムだ。岡山は負傷者が続出する緊急事態でこの試合を迎えると、前半10分に先制点を献上。中島元彦にPKを決められて、試合序盤にビハインドとなる。
岡山としては苦しい展開も予想されたが、スコアを前半21分に振り出しに戻す。先発した早川隼平がゴールネットを揺らしたのだ。
それは、岡山が左から攻めた場面。早川は相手ペナルティアークの手前にポジショニングすると、左からグラウンダーのパスが出てくる。早川の前には相手DFの石尾陸登がいてゴールとの間に立っていたが、早川はそれをワンタッチでかわしてクイっと中に入る。そしえペナルティアークの中で左足を振り抜き、見事に同点弾を決めたのである。
このゴールに、多くの賞賛が集まった。
「トラップしてからシュートまでの動きの質が素晴らしい。このタイミングであれだけのシュートを打てるのはさすが早川」
「ボールを受ける直前に一瞬だけ右にいく動きをして相手をはがす。完璧な1stタッチから振り抜く!完璧すぎて鳥肌がたった!」
「まじでセンス感じるわ」
「上手すぎるよ」
「普通にエグくて草」
「めっちゃ良いゴール」
「はい、天才」