アジアサッカー連盟(AFC)は、来季から始まる新たな4大会のロゴを発表した。アジアでの冒険を象徴するロゴが、早くもファンの気持ちを高めている。
来季、アジアのクラブサッカーが変わる。複数の大会の「構造改革」が行われたのだ。
アジアの頂点を決めるのは現在、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)だ。2023-24シーズンのACLは横浜F・マリノスがアジア制覇に王手をかけているが、2024-25シーズンからは「AFCチャンピオンズリーグエリート」(ACLE)がアジア最強クラブを決める大会となる。
また、ACLEに次ぐ大会も創設され、「AFCチャンピオンズリーグ2」(ACL2)、さらに「AFCチャレンジリーグ」で、それぞれ頂点を争う。これら大会は各国のランキングに応じて出場枠が決められ、来季は日本のクラブはACLEとACL2に出場する。女子のアジア最強クラブを決める大会としてAFC女子クラブ選手権が2018年に始まっていたが、こちらはAFC女子チャンピオンズリーグとして新たなスタートを切る。
こうして新たな挑戦が始まるのを前にして、それぞれの大会のロゴが発表された。いずれも、優勝杯をイラストにしたものだ。
現在のACLの優勝杯は、独特な形状をしている。アジアの融合を示すかのように、らせんが形作られている。
新たな4大会の優勝杯は、「ビッグイヤー」の愛称を持つUEFAチャンピオンズリーグのように、手で持つことができるようなデザインになっている。ロゴではそれぞれを象徴する色がつけられており、ACLEは紫が採用されている。