今回のtotoは、J1第11節の10試合とJ2第13節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近のチーム状況などから、分析を進めてみよう。
今回の対戦の投票状況を見てみると、片方のチームの勝利を予想する人が多かった。理由は明白。上位と下位の対決だからだ。
たとえば、セレッソ大阪と北海道コンサドーレ札幌の対戦。C大阪は首位、札幌は最下位と、順位表の両極端にいるチームが激突する。
締め切り2日前時点で、ホームで迎え撃つC大阪の勝利を予想する声は75%を超えている。だが、この点にこそ、ゴールデンウィーク第2戦を「下剋上の日」として楽しむ妙味が隠されているのだ。
最下位の札幌は、5連敗を喫するなど苦しい時期があった。だが、ここ4試合は1勝3分と無敗である。
また札幌は、C大阪との前回対戦は1-4で落としたものの、それまで3勝1分と、むしろ得意としていた相手だ。通算戦績は12勝6分15敗、さらに今回乗り込むC大阪のホームでも6勝3分7敗と、アウェイでの対戦を苦にしていない。
前節は3点リードから追いつかれて悔しい引き分けとなったが、学ぶことは多かったはず。これまでの戦いぶりを考えれば、むしろ3点リードできたことをポジティブにとらえたい。引き分けから一歩、勇気を持ってさらに踏み込み、札幌のアウェイでの勝利を予想する。