■横浜F・マリノス「初のACL決勝進出」の代償
3位の広島も苦戦が予想される。水曜日に奈良クラブに6-0と大勝したが、ご丁寧に主力を多く投入してしまった。
気になるのが、ここまで6得点の大橋祐紀、加藤陸次樹を先発させ、満田誠も後半から投入と、前線の選手を使ったこと。得点力の陰りが懸念されるうえに、今節乗り込んでくる川崎フロンターレはホームでも負け越しと、苦手にしている相手だ。
ただし、近年権勢を誇った川崎も、現在16位と苦しんでいる。川崎が4試合連続無得点であること、今季の広島はドローが多いことも加味して、スコアレスもにらんだドロー決着を予想する。
連戦が一番響くのは、横浜F・マリノスだろう。こちらはルヴァンカップではなく、ACL準決勝第2戦を戦った。
初の決勝進出のため、アンデルソン・ロペスら主力を起用。初戦を落としていたが、前半だけで3点を奪い、逆転で準決勝を突破した。
ただし、PK戦までもつれ込んだことは大きな痛手。クラブの新たな歴史を築いたことは間違いないが、今節はその代償を支払うことになるだろう。
今節、連戦をプラスに変えるのは唯一、J2のブラウブリッツ秋田だ。延長戦までもつれたが、湘南ベルマーレを2-1で仕留めた。連戦であることに変わりはないが、J1勢とは違い、ホームで続けて戦える。投票率では、昨季J1を戦った横浜FCの勝利を予想する声が半数近いが、そうした予想は覆されるはずだ。
今回のtotoの購入締切は4月27日で、ネット決済による公式サイトでの販売は12時50分(コンビニ決済は11時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。