敗戦後のロッカールームが“熱すぎる”と話題を集めている。
4月21日に行われたJ2リーグ第11節で、ベガルタ仙台は敵地で首位・清水エスパルスと対戦した。前節のモンテディオ山形との“みちのくダービー”を2-0で快勝し、この試合に勝利すれば清水との勝点差を「2」に縮められる重要な一戦だったが、結果は2−3の惜敗。2点を先行された後、後半20分に中島元彦、試合終了間際にはオナイウ情滋のゴールで詰め寄ったが、特に枠内シュート0本に終わった前半戦の消極的な戦いぶりが結果に響いた形になった。
その試合後のロッカールームだった。ピッチ内で勝利した清水のヒーローインタビューが行われている最中、今季からチームを率いる森山佳郎監督が、選手たちの前で「悔しい!」と大声で叫んだ。
そして熱い言葉を続けた。「前半ビビってんだろうよ!」「あんなの俺たちのサッカーじゃねえ!」「あんな消極的なサッカー見たくねえ!」と選手たちを叱咤すると、さらに「みんなでもっと声かけあって闘おうぜ!」「3点取られたって4点ぶち込めばいいんだろ!」「牙剥き出しにして相手に向かって行こうや!」「強くなろうぜ!」といった“猛檄”を飛ばし、選手たちを奮い立たせた。