■「今だったらどんな相手にでも自分の持っているものを出せる」
韓国代表との試合で日本は、特に前半に有機的な攻撃を見せることができなかった。ベンチスタートとなった2人は外から試合を見ていたからこそ、冷静に分析している。
関根が「前半からもっと仕掛けていく必要があった」と難しい相手だからこその積極性を説けば、山田楓は「ちょっと見合う展開になったというかすごく堅い試合になったなっていう印象があって」と日韓戦特有の展開について話したうえで、「何か違いを作れるかなと思ったんで、出れずに終わってすごく悔しい」とピッチでの自身をイメージしていた。
関根はこの試合前日の練習に参加せずホテルでの調整となったが、23日の時点でコンディションは良い。「2戦やってすごいいいですし、前回の試合を休めたので、次、自分が出る機会があったらまたいいパフォーマンスが出せる」と声は明るい。
さらに、「自信というものがすごい自分の中でもあるので、今だったらどんな相手にでも自分の持っているものを出せる」とも話し、試合出場への気持ちを高ぶらせている。病み上がりでの先発となった半田陸が韓国戦で出場してから中2日で迎える試合ということもあって、カタールとの大一番で山田楓・関根コンビが再結成する可能性が高まっている。