現地時間の4月14日にブンデスリーガ 第29節が行われ、サッカー日本代表・堂安律が決めた決勝ゴールが賞賛の声を浴びている。
この日、堂安が所属するSCフライブルクはSVダルムシュタット98のホームに乗り込んで対戦。この試合を前に24試合に出場して4得点2アシストを記録していた堂安は右ウイングバックとして先発出場した。
対戦相手は、ブンデスリーガ全18チームの中で最下位に沈むチーム。それだけに勝点3が“マスト”と言える状況だったが、それを導いたのが堂安だ。前半36分、右サイドでボールを持った堂安は相手選手に中を切られる形で対峙しながら、重心を縦方向に傾けて相手の態勢をずらす。そしてペナルティエリア中央部のペナルティアークに近い場所にいた味方にボールを一度預けて、自ら中に走りこむ。
その堂安に、FWミヒャエル・グレゴリッチュが相手選手に体を寄せられながらも落とすと、日本代表MFはこれをダイレクトシュート。左足でミートした場所はペナルティエリアのライン上だったが、その距離もかまわず弧を描くようにしてゴール左隅にイン。相手GKが動けないままに、チームに待望の先制点をもたらした。