真っ赤に染まったヒートマップに驚きと称賛の声が集まっている。
4月7日に国立競技場で行われたJ1リーグ第7節で、FC東京が2-0で鹿島アントラーズを下した。その2ゴールを演出したのが、パリ五輪出場を目指すU-23日本代表のMF松木玖生だった。
弱冠20歳ながらキャプテンマークを巻いての出場を続ける松木は、4-2-3-1のトップ下としてピッチに立つと、後半10分に絶妙のピンポイントクラスで仲川輝人のヘディング弾をアシストする。さらに後半アディショナルタイムには、完璧なポストプレーから原川力にラストパスを送ってダメ押し弾もアシストした。
得点シーン以外でも、松木はピッチを縦横無尽に動き回り、決定機を作り上げていた。その“証拠”となったのが、近年のサッカー中継でお馴染みとなっている選手のプレーしたエリアを可視化した「ヒートマップ」だった。
試合を中継したDAZNが、試合後に松木の個人スタッツとともにピッチを真っ赤に染めるヒートマップを公開。これにJリーグ公式エックス(旧ツイッター)も反応し、「圧倒的な存在感!!!」として、その縦横無尽の働きぶりを紹介している。