■FC東京「荒木&松木2トップ」で劇的に変化
――FC東京はどうですか。
後藤「ディエゴ・オリヴェイラへの依存症を克服したね」
大住「ディエゴ・オリヴェイラを交代させて、松木玖生と荒木遼太郎の2トップにして、すごく良くなった試合からだな。試合後の会見で、その2トップを最初からやってみたらどうかと質問したら、ピーター・クラモフスキー監督はひとつのオプションであると言っていたけど。ディエゴ・オリヴェイラ頼みというのがFC東京の一番変われない要素だったけど、思い切って荒木、松木の2トップ、あるいは0トップのような形にして、本当に試合が変わったよね」
後藤「第7節では荒木がいなくて仲川輝人が入っていたけど、松木のプレ―は変わらずすごかった」
――松木のどんな点を評価されますか。
後藤「まず、頭が良いよね。守備でも攻撃でも本当に今、何をしたら一番いいかがよく分かっているし、相手の穴がどこにあるかとか、ストロングポイントがどこにあるかがよく分かってプレーしている」
大住「それにメンタリティがチームの責任を負ってやっている感じがするよね。キャプテンになったからかもしれないけど」