■大関相撲・広島に完敗も「スキッべ監督が大激怒」

後藤「去年はだいぶ問題があったけど、今年は本当にちゃんとつなげるし、良いサッカーになってきている。ただし僕の意見としては、簡単に反則で止めるのは、ちょっとよしてほしいな。反則の多さは、玉に瑕だね」

大住「見ていて、ここではファウルしてはいけないが、あそこまではOK、ということまで指示されているように感じた」

後藤「サンフレッチェ広島は第6節で完璧な“大関相撲”を見せて町田に勝っていたけど、ミヒャエル・スキッベ監督は反則で止められるたびに、飛び跳ねて怒りまくっていたよ。頑張って頑張って、どうしようもなくて最後に反則してしまうのではないからね」

大住「そうしているうちに、相手もその流れに引きずられて、自分たちも反則をしだすんだよね」

後藤「広島は最後にロングスローで1点取られたけど、完勝だった。町田の反則が多いこともうまく利用していた印象で、PKも奪っていたよ」

大住「川崎戦後の黒田剛監督は、その反省も活かして戦ったと話していたけどね」

後藤「ロングスローについては、日本代表も対策が必要みたいだから、町田にもうちょっとやってもらってもいいかもしれない」

大住「ハーフウェイライン近くからも使うんだよね。コーナーに向けて投げて、スピードのある選手をどんどん走り込ませて、相手がたじろいでいるうちにCKを取ったりする。ああいう使い方もあるんだなと思ったけど、スローインをバカにするチームは勝てないと思う」

後藤「スローインを簡単にとられてやられることもあるからね」

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