鹿島エース鈴木優磨が「完敗です」悔しい2連敗【FC東京vs鹿島アントラーズ】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」の画像
ヘディングシュートを外し、鈴木優磨は天を仰いだ。(20240407)原悦生(Sony α1使用)
FC東京vs鹿島アントラーズのPHOTOギャラリー 

FC東京vs鹿島アントラーズ 4月7日】

 自分に納得できない敗戦だったのだろう。

 鹿島の鈴木優磨はゴールラインを過ぎると、いつものように振り向いてピッチに一礼した。

 だが、その後、水の入ったペットボトルを思い切り地面に叩きつけた。

 そのペットボトルは筆者の右3メートルほどの所にいた女性フォトグラファーの足元まで転がってきた。

 決定機を逃し、思うようにいかない試合展開。

 キャプテンマークを付けているのは植田直通だが、鈴木は苛立ちと責任感の両方を受け止めていたようにも見えた。

 熱戦だったが、レフェリーが判定の曖昧さで試合のコントロールを欠いたせいか、ちぐはぐな印象も受けた。

 そんな0-0の攻防は55分、松木玖生のクロスを仲川輝人が絶妙に合わせた。仲川のヘッドという意外な形で、東京に先制ゴールが生まれてしまう。仲川は今季初ゴールで、約1年ぶりのゴールだった。

PHOTO GALLERY FC東京vs鹿島アントラーズのPHOTOギャラリー 
  1. 1
  2. 2