■「さかのぼればあるのかな……」
「さかのぼればあるのかな……」
50年間の歩みを振り返りながら、自身の誕生日に試合をした記憶がないという。実際にはプロ生活で試合に挑んだことがあるものの、「そういうものを結び付けたことがない。全然意識していない」ということで、記憶には残っていないようだ。
そして、指導者として過ごした40代については、「駆け抜けている感じはあります。毎日、毎日追われて必死にやっている感じです」と言う。
Jリーグのタイトルを最も獲得している鬼木監督にとって、50代はどのような時間となるのか。幸先良いスタートを切るために、まずは等々力で東京ヴェルディを破る。
(取材・文/中地拓也)