■金日成国家主席「生家」の近くにある公園で花見
日本語では「レンギョウ」と呼びます。漢字では「連翹」。低木に小さな黄色い花をびっしりと付ける植物です。
金日成(キム・イルソン)競技場のすぐ東にある名勝、牡丹峰(モランボン)公園もケナリで黄色く色づいていました。また、金日成国家主席の生家(と言われている家)がある万景台(マンギョンデ)地区は革命聖地となっていて、大勢の市民が見学(参拝? 巡礼?)にやって来ていましたが、ここでもケナリがとてもきれいでした。
もっとも、彼らにとって「巡礼」は儀式のようなもの。市民は見学をさっさと終わらせると、公園内で持参した弁当を広げて酒を酌み交わして宴会を始めていました(つまり、日本の花見とまったく同じです)。また、万景台には遊園地もありますから、子どもでも楽しむことができます。