日本サッカー期待の若手の1人、19歳のMF 福井太智が、超絶ゴラッソな右足“スライド”ミドル弾でポルトガル移籍後初ゴールを決めた。
2004年7月15日生まれの福井は、サガン鳥栖の下部組織育ちで、クラブ史上最年少の16歳7カ月でトップデビューを果たした鳥栖アカデミーの最高傑作。2023年1月にドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに完全移籍すると、今年1月に契約を2026年6月まで延長するとともに、ポルトガルのポルティモネンセにレンタル移籍した。
そして現地時間4月1日に行われたポルトガル1部リーグ第27節ブラガ戦で、福井は新天地加入後4試合目の出場を果たした。1-4の後半17分からピッチに立つと、同26分に絶妙なスルーパスで初アシストを記録してリズムを掴んだ。
その流れの中で迎えた同41分だった。ペナルティエリア左角の外で斜めのバックパスを受けた福井は、素早く正確なファーストタッチの後、迷うことなく右足を一閃。鋭く振り抜かれたシュートは凄まじい勢いでゴールに向かうと、外側に急激なスライド変化をしてゴール右上に突き刺さった。