■12位から8位まで浮上
ペア=マティアス・ヘグモ新監督が率いる今季の浦和は、オフの大型補強によって大きな期待を背負ってシーズン開幕を迎えたが、いきなりサンフレッチェ広島に0−2の完敗を喫し、続く第2節はホームで東京ヴェルディに1−1の引き分け。その後、北海道コンサドーレ札幌に1−0、湘南ベルマーレに4−4で、この試合の前まで勝点5(1勝2分け1敗)と波に乗れず、12位という順位だった。
この日も前半28分にイラン人FWシャハブ・ザヘディに来日初ゴールを献上する嫌な流れだったが、後半20分に渡辺凌磨が同点ゴール、そして同28分にチアゴ・サンタナが逆転のPKを決めた。そして順位も8位まで浮上。今後へ向けて大きな1勝の影には、多くのサポーターの力とともに“勝利の女神”の存在があったようだ。