故障離脱から戦列復帰を目指しているJ1セレッソ大阪所属のサッカー元日本代表MF清武弘嗣のシュート練習映像が公開され、ファンから歓喜と感嘆の声が寄せられている。
現在34歳の清武は、優れたボールテクニックを軸に、パス、ドリブル、シュートと全能力を高次元に備える万能ゲームメーカー。日本代表や海外リーグでも活躍した後、2017年にC大阪に復帰し、2019年からは主将を5年間務めた。だが、近年は度重なる怪我に苦しみ、特に昨季は「引退も考えた」という大怪我を負ってリーグ戦出場1試合のみと苦しいシーズンを過ごした。
迎えた今季も、順調かと思えた矢先のリーグ開幕直前の2月に負傷して戦線離脱を強いられた。だが、治療、リハビリを経て、3月下旬から復帰へ向けてペースを上げており、その中で3月28日、C大阪がクラブ公式インスタグラムで清武のシュート練習の様子を公開した。
その映像には、ペナルティーエリア上から左右交互に出されるボールに対して、振り子のようにスラロームしながらのGKと1対1のシュート練習が収められている。そこで“本気モード”の清武は、強烈かつ精度の高いシュートを次々と放ち、左右で計6本中4本がゴール。特に最後の2本には、ギャラリーのチームメイトから「きたー!」「すごい!」との声が上がり、清武もガッツポーズを見せて喜んでいる。