4月7日、リーグ・アン第28節で伊東純也が圧巻のプレーを見せた。その一つ、「50mドリブル」が賞賛を浴びている。
勝点39で9位のニースがホームに迎えたのは、同43で6位につけるニース。順位が上の相手を破るべく、先発した伊東が獅子奮迅のプレーを見せた。特に注目を集めたのが前半13分からの場面。伊東は自陣の最終ラインまで下がると、GKからボールを受け取る。
そして一度味方に預けると、左サイドで引き取る形を取る。自陣の中盤といった位置だったが、そこからドリブルを開始。ワンタッチ目を大きくとってハーフウェイラインを超えながら一気に加速。相手選手が猛ダッシュで追いすがるのも置き去りにする。
そして相手ペナルティエリアの左側まで持って行くと、中に入るコースを相手選手2人で立ち阻むが、その間を抜けてそのままペナルティエリア内に。そこから左足でクロスを送るが、これはうまく味方に合わない。得点にこそならなかったが、そのドリブルの切れ味を存分に見せつけた場面だった。