4月3日、J1リーグ第6節が行われ、町田ゼルビアがサンフレッチェ広島をホームに迎えて対戦した。その中で一矢報いたプレーが話題になっている。
今季J1・5試合を戦って無敗同士でぶつかった一戦。かたやJ1リーグの優勝候補であり、かたやJ1昇格元年という対照的なチームが、首位を巡って激突した。
そんな試合の先制点を決めたのは広島FW大橋祐紀。ここまで好調なチームのエースストライカーが均衡を破ると、後半10分には満田誠が加点。アウェイチームが2点をリードする展開へと持ち込む。
そんな状態で町田が一矢報いたのが後半37分の場面だ。広島陣内の左サイド、高い位置で町田が得たスローインで、ボールを持ったのは鈴木準弥。ゴール前に集まる両チームの選手を観察すると、体をめいいっぱい使ってロングスローを見せる。
ボールはニアエリアに放り込まれるが、反応したのは大橋。ラインの外にクリアをしようとするが、そのボールがなんとゴールの中へ。日本代表GK大迫敬介もこれはかき出せず、町田が点差を縮めてみせた。