【神奈川ダービー直前・特別対談(1)】川崎・大南拓磨と横浜FM・松原健が語る神奈川ダービー時のチームの雰囲気とは…「ロッカーの中からみんながすごい声を出していつもと違う」の画像
川崎・大南拓磨と横浜FM・松原健 撮影:中地拓也

 4月3日、横浜F・マリノスと川崎フロンターレがJ1リーグ第5節として対戦する。日産スタジアムで19時にキックオフする試合だ。隣り合う街を代表するチームであり、近年の優勝争いを繰り広げてきたクラブ同士である。今回で41回目を迎えるこのビッグマッチを前に、横浜F・マリノスのDF松原健と川崎フロンターレDF大南拓磨がその決戦の地・日産スタジアムで相まみえた――。

 1993年生まれで現在31歳の松原は、2017年から横浜FMに所属している。これまで幾度となくこの神奈川ダービーに出場してきただけにその重みを知っている。だからこそ、まずは「神奈川を代表する2チームだと思ってますし、自分たちのサッカーもお互い確立されている中で本当にすごくわくわくする試合を展開できるんじゃないか」と切り出す。そして、「3ポイントよりかは6ポイント相当のカードだと僕は思ってます」とも話す。

 一方、昨年から川崎に所属して昨年開催のこのカード2試合に出場した大南は、「すごい注目を浴びる試合ですし、ダービーだからこそ勝利することが全てだと思うので、フロンターレファミリーみんなで勝利をつかめるようにしたい」と返す。そして、「リーグ戦っていうよりも本当に2つのチームのプライドがぶつかり合う戦い」と率直な思いも明かす。

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